「多様性の受容」をテーマに講演

7月17日（日）、瀬戸内海を一望できる兵庫県神戸市のギャラリー「七角ギャラリー」様（http://gallery-nanasumi.com/）にて、多様性の受容をテーマに、弊社 代表 浅田 崇裕 が講演いたしました。当日会場に来ることができない遠方の方ともオンラインで繋ぎ、ハイブリット形式で開催しました。

30代からシニアまでの老若男女、お医者様や元学長から事務職員まで様々な肩書きを持たれている方々、まさに多様性の社会を象徴するかの如く、多様性に富んだ約20名弱の方々向けにお話しさせていただきました。

多様化が進む社会にあって、多様性が受容できない背景にあるのは、自分自身がこれまで育ってきた中で培った経験です。経験によって無意識に培われた固定概念が、相手に対する見方を決めてしまうのです。それは相手に対してだけでなく、自分に対してもそうです。そのことを表すように、相手に対して受容的でない人は、自分に対しても受容できていない傾向があります。

多様性を受容するためには、相手や自分を受け容れられない出来事を起点に、その背景にある経験を意識化して紐解くことで、その出来事を冷静に、客観的にとらえ直すことができるのです。しかもその効果は３ヶ月以上続くことが確認できています。そのオリジナルメソッドを紹介させていただきました。

９０分の講演を経て、参加者の皆様からは「永年の心のわだかまりがスッと取れた」や「職場の人間関係で悩み、やめようと思っていたが、冷静に向き合えるようになった」というようなコメントをいただき、会場が互いに受容し合える温かい空気に包まれました。参加者の中には過去に心の不調を極度に患い、死がよぎった過去の辛い経験を告白いただいた方もおられ、心の内のありのままをさらけ出し、互いに悩みを打ち明けられる、心理的に安全な時間となりました。それこそが受容の効果なのです。

３連休の中日にも関わらず、ご参加いただいた参加者の皆様、ならびに講演の機会を提供いただいた七角ギャラリー 七角 好一 先生 に心から感謝申し上げます。